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高専卒業生が高専に入学するメリット・デメリットを本気で考えてみた

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こんにちは、2015年春に高専(工業高等専門学校)を卒業しました、みつくんです。

大学の友人に「俺、高専卒なんだよね〜」と話すと
「高専ってどんなところなの?」とよく聞かれます。


意外と需要があるかと思いまして、実体験を元に卒業生としての本音を書きました。


今回は高専についてある程度知っている、という前提を元に高専に行くメリット、デメリットをまとめています。

進路に迷っている中学生の皆様、そして親御さん、参考になれば幸いです。

高専とは?

ここで高専について少しお話しします。

Wikipediaのページリンクを貼っておきます。
高等専門学校 - Wikipedia


読んでもよくわかりませんよね?笑



簡単に言うと
・5年間の一貫教育で、優秀なエンジニアを育てる学校
・高校3年間と短大2年間の5年間に相当する
・大学レベルの専門知識を身につける

この5年間一貫教育や高校生の年齢から専門知識を学ぶことは、メリットとデメリットが存在します。


では、まずメリットからご紹介します。

メリット

1. 自由

”自由”という点で見れば、中学を卒業したばかりの若者にとって、高専は最高の場と言えます。

僕の通っていた高専は全国的にも自由な高専でした。
髪を染めている人やバイク通学する人、ピアス穴開ける人、私服で過ごしている人などいました。
授業をサボっていても定期試験で点数を取れば良いので、サボる人はかなりいました。

簡単に言うと、大学生活が3年早く訪れる感覚です。
何か目標や情熱を注げるものがあれば、自由な時間を有意義に過ごせます。



2. 大企業に就職できる

高専の就職率はほぼ100%です。

企業からは"高専生は年齢の割に優秀"と認識されている様です。
そして企業から就職案内が来るので、9割以上の人間が推薦で就職しています。
競争相手は全国の高専生ですので、大学生よりは希望の企業に就職しやすいかと思います。

僕の同期も名の知れた企業に就職している友人がいますよ。


3. 少ない勉強量で大学に編入できる

高校生だとセンター試験を突破するために勉強の日々が続くと思います。

高専生が大学に編入する場合、センター試験はありません。
数学や英語、専門教科などの少ない科目数で編入が可能です。
高専卒業後に大卒の資格が欲しい場合でも、普通の高校生よりは少ない勉強量で手に入れられます。


大学編入の記事も書いているので、気になった方は下のリンクよりどうぞ!

www.ura-michi.com

www.ura-michi.com

4. つながりが強い

僕の通っていた高専は5年間クラス替えがありませんでした。

コミュニケーションが苦手な人でも、さすがに5年間同じクラスであれば話す機会もあります。
仲の良い友達とは5年も一緒なので、普通の高校生よりはつながりは強いかと思います。


5. 普通の高校生とは違う経験

これが最大のメリットです。
1.自由とも少し被っていますが、自由な時間を利用して普通の高校生とは違う経験ができます。
その理由は、"校則がない"と言って言い過ぎではないからです。

バイトをして好きなもの買えるし、車やバイクの免許も取れるし、車があれば旅行だって行けます。
工業系特有の部活(ロボコンやプログラミング)に熱中できるし、バンド活動を本格的にやる人間もいます。

この自由な時間が今後の人生を大きく左右させるので、有意義な時間を過ごしたいですね。


では続いてデメリットをご紹介します。



デメリット

続いてデメリットを紹介します。


1. "15歳"で進路がほぼ決まる

15歳で進路がほぼ決まります。
1年生の段階で専門教科が始まります。
僕の場合1年生の段階で電気回路と電磁気とc言語を勉強しました。

勉強してみて「やっぱ違うな。」と思えば、早急に普通の高校に転校すべきだと思います。
ダラダラと引きずって「もう遅い!」となる前に。


2. "5年間"クラス替えなし

普通の高校生は毎年クラス替えもあるし、18歳の大学入学時に新たな友達とも出会います。
しかし、高専は5年間同じクラスです。

自分から積極的に行動しないと、普通の高校生よりは出会いは少ないです。
部活やサークル、地元の友達との繋がりがないとごく限られたコミュニティで過ごすことになります。


3. 合わないと堕落の人生になる

高専の雰囲気、仕組みが合わないと落ちぶれた人生になります。

それは、高専の雰囲気が合わないとすぐに留年してしまうからです。
特に専門教科が面白くないと思ってずっとサボっていると、すぐ留年します。

高専では先生が「〇〇くん、最近サボりがちだから頑張ろう!」とか言ってくれません。
高専生は自由を手に入れた代わりに、大きな責任を課せられるのです。

留年を機に高専をやめる人間もいます。
その場合は、高専卒も高卒の資格もないので、就職も限られています。



4. 一般常識が弱い(文系科目)

文系科目を削って専門教科を勉強しているので、一般常識が弱くなります。
僕自身も、歴史や地理は中学の知識しかありません。


ですが、技術者として就職するならば困りません。
(クイズ番組で一般常識問題がわからないくらい)


5. 青春がない可能性がある

女の子少ないので、青春がない可能性があります。
部活やサークルにも入っていなければ、ほぼ諦めた方がいいでしょう。
「そんなバカな!」と思うかもしれませんがホントです笑

もしかしたら「この夏休み、母親以外の女性と話してない...」なんてこともあるでしょう。
てかそうゆう友達いました。


高専内での青春を諦めている高専生もいます(地元で勝負している)。




まとめ

高専のメリット、デメリットについてまとめました。


では、このメリット、デメリットを踏まえて"高専はどうなのか?"



卒業生として僕が思うことは

高専という環境が合えば(言い換えると、専門教科が自分の勉強したい事と合っていれば)、高専生は伸びます。
なぜなら、行動した人間を妨げるものが少ないからです。

やろうと思えばいくらでも伸びます。意欲があり専門教科に興味があれば、最高の環境だと思います。



逆に意欲がない方は辞めた方がいいです。
普通高校に行って、大学受験をやった方がいいです。
高校だとある程度無理やり勉強させられるので、楽です。
大学でやりたい分野に進む方がいいかと思います。




ちなみに僕自身は後悔していません。
普通の高校生にはできない経験ができたと思っているからです。




進路に迷っている方の参考になれば幸いです。
それでは!!